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高校3年生 錬成会を行いました

本日12/13(金)、イエズス会の中井淳神父をお招きして錬成会を実施いたしました。

「神の夢を育てていく旅」と副題が付けられた本会では、まず、中井神父の講話を静聴した後、個々人が自身の中にある将来への深い望みを絵に表現し、それを班内で分かち合いました。

その後、班内で共有した個々人の将来像を、一枚の模造紙にまとめ上げていく作業に入りました。折り紙、クレヨンなどのツールを活用して、各班、個性豊かな作品を和気藹々と作成していました。各班の成果物は3学年全体で共有されました。

最後に、みことばの祭儀が実施されました。中井神父からのお話の後、高校3年生の願い事が書かれた折り鶴とメダイに中井神父から祝福が授けられ、高校3年生の手に戻りました。

卒業を控え、これから社会に羽ばたいていく高校3年生にとって、自身の将来を見つめなおす良い機会になったのではないかと思います。高校3年生が自身の将来に向けて、残り少ない高校生活を後悔なく過ごしてくれることを期待しています。

中学部 特別講義を受けました

12月11日(水)、中学部では、講堂にて「食を通した国際理解 ~どうして牛肉を食べてはいけないの?~」と題して、西九州大学の教授 横尾美智代先生の特別講義を受けました。

先生は公衆衛生学がご専門で、世界が抱える栄養問題や、訪問先のネパールでの活動などについてご説明いただいたあと、「食べられる」「食べられない」が持つ意味について全員で考えました。とくに、「食べることができない」理由の中には、宗教的なものに加え、個人の価値観や倫理観も伴うことをお聴きし、自分と異なる文化や生活習慣に対して理解して、尊重する姿勢を持つことの大切さを学びました。

最後のクイズでは、選択した理由に、講義内容を踏まえた答えを述べており、生徒たちが異文化について考える良い機会になったことが分かりました。

なお、本講義は「国際ソロプチミスト佐世保―パール」の後援を受けての実施でしたことをお知らせいたします。