お知らせ

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先日行われました

平成26年度 長崎県高等学校総合文化祭 第10回 県写真展にて

本校2年英語科の吉田陽(よしだみなみ)さんの作品「青春の叫び」が最優秀賞を受賞しました

同大会では1年普通科国公立コースの川村亜由美さん、末武美優さんも、ともに優良賞を受賞しました。

吉田さんは来年7月28日から8月1日まで行われる

第39回全国高等学校総合文化祭「2015 滋賀 びわこ総文」写真部門

長崎県代表として推薦されました。吉田さんの益々の活躍が期待されます。

大会期間中に県写真展に訪れていただいた皆様、および応援していただいた皆様。

本当にありがとうございました。

 

 

12月6日(土)、聖和女子学院ダンス同好会の生徒は、島瀬公園のステージに出演させていただきました。当日は、気温が6℃と低く、雨や風も強くコンディションが良いというわけではありませんでしたが、生徒たちは元気よく踊ることが出来ました。今年最後のステージということもあり、多くのお客様にお越し頂きました。ありがとうございました。


私たちは、今年の4月から校外ステージに出演するようになりました。その第1回が4月に島瀬公園で行われた「まちなかマルシェ」でした。そこで初めて、お客様の前で踊るという経験をさせていただきました。そこからご縁があって、各イベントに呼んでいただけるようになりました。

私たち聖和女子学院ダンス同好会の活動の場を提供して下さった皆さま、また日頃より支えていただいています保護者の皆さま、応援して下さっている全ての皆さまに、心より御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

先日、メンフィスオープンというテニス大会で、錦織圭選手が優勝を果たしました。3連覇という相性の良い大会です。優勝しても控え目に、はにかみながら喜びを語る彼の姿は印象的でした。皆さんは松岡修造というテニス選手をご存知ですか?バラエティ番組で見せる明るくおしゃべりなキャラクターも素敵ですが、テニスの大会で解説を務めている際の、冷静で口数は少なくてもここぞという場所で的を射た彼の発言にも素晴らしいものを感じます。人は集中している時、口数は自然と少なくなるものです。試合や演技の最中にずっと騒がしく、声を出してばかりいる選手はいないでしょう。口を開くべき時と、口を閉じるべき時を知っているか、使い分けているかどうかです。今日は『口』という字にこだわってみたいと思います。先ず、『口』はそのまま『人』を意味するのではないでしょうか。『人口』という言葉に使われている『口』、中国の史書に用いられた歴史用語の『生口』は生きた口と書き、『セイコウ』と読みます。奴隷という意味があります。『口減らし』という言葉も、「家計が苦しいので家族の者を他へ奉公に出すなどして養うべき人数を減らす」という意味です。『口』という字を3つ並べると『品』という字になりますね。『口』を4つ、『大』きいという字で区切ると『器』という字になります。では、『品格』という言葉を考えた時、『口』は『人』を意味するので、『品格』はそのまま『人格』と置き換えることが出来ます。『上品』も『下品』も、そのまま人格や生き様に当てはめられる言葉です。『器』という字を使った表現もあります。「あの人は器が大きい、器が小さい」、「器量が良い、器量が悪い」など、人柄や人間性を表現するのに『口』という字は深く関わっています。さて、聖和では今週からあいさつ運動が始まっています。聖和の伝統として無言清掃も引き続き行われています。卒業式も間近に迫っていますね。口を開くべき時、閉じておくべき時を意識して行動する場面が多くなります。繰り返される決められた動作、習慣づけられた動作は美しく、人を惹きつけます。そうした動作は静かであるべきことが前提条件になっていることが多いのではないでしょうか。さて、しばらくの間、皆さんも口を開くか閉じるか見極めていくことを意識してみませんか。


【卒業式の様子】
1 卒業生入場

2 高見大司教入堂

3 中学校・高等学校卒業証書授与

4 学校長式辞

5 大司教挨拶・PTA会長祝辞

6 中学生送辞・中学生答辞

7 高校生送辞・高校生答辞

8 派遣の祝福式

去る2月14・15日、本年度も巡礼を実施いたしました。例年8月9日の登校日に合わせて行われているものですが、台風の影響で順延となっていました。厳寒も予想されていた中、中学生5名、高校生2名、引率3名、スクールバスドライバー1名の計11名は、時折暖かな陽射しに恵まれながらの巡礼となりました。以下、一泊二日の行程と併せ紹介いたします。
☆初日★
カブト虫公園でガイドを務めてくださる藤村様と合流した私たちが先ず訪れたのは『田平天主堂』です。明治初期、長きに亘った重苦しい禁教は解けたものの、時に非信者との軋轢も生じ肩身の狭い思いを続けていった信者たち。ド・ロ神父の私費によって荒れ地が購入されたこの一帯も、外海や黒島から移住してきた信者による懸命な開墾の努力によって地歩を固めていきました。仮聖堂が建てられしばらく経った1915(大正7)年に鉄川与助の設計によって現在の天主堂が施工されました。決して余裕があるとは限らない信者たちは、苦しいなかでも寄付を惜しみませんでした。煉瓦の接着には地元で採れた貝殻を焼いて水溶したものを漆喰として利用するなど、飽くなき熱意と工夫が結集した建設となりました。堂内ステンドグラスの細工は全国でも指折りの繊細さと写実性が凝縮され、観るものを飽きさせません。
次に向かったのは『焼罪殉教地』です。徳川秀忠の将軍時代、潜伏しながらの必死な布教活動・救済事業を行なっていたイタリア人宣教師カミロ・コンスタンツォ神父が五島で捕えられ、火刑に処せられた地です。実際の処刑場からは少し離れた場所に記念碑が建てられていますが、おどろおどろしい赤銅色の炎に包まれるモニュメントと青空の対称が際立ち、胸を締め付けられます。その後、『松浦資料館』・『平戸オランダ資料館』を見学した私たちは、戦国時代から明治維新まで転封を経験することなく平戸を統治し続け、天然の良港に恵まれ南蛮貿易の最盛期を担った松浦氏だからこそ連綿と伝わった貴重な文化財を通して、時代の鮮やかな断層を鮮明に見渡すことができました。日本史好きの生徒はもちろん、そうでない生徒もぜひ訪れてほしい一級品が揃った資料館です。

翌日の朝のミサでお世話になる『平戸ザビエル記念聖堂』の下見を終え、野焼きを済ませて間もない『川内峠』に向かいました。恥ずかしながらこの記事を担当している自身にとって、33年間の人生で『峠』と名の付く地に足を踏み入れたのは初めての経験。全国津々浦々、険しい峠は数限りなく存在するのでしょうが、歩めば歩むほどに平戸の絶景を両脇に抱え込めるような快感を覚える越えるに楽しい峠でした。我々職員を先導するかのようにぐんぐん突き進む生徒たちの逞しいことこの上ありませんでした!

『宝亀教会』は立地の特異さで知られる長崎の教会群の中でも秀逸な偉容を誇ることから、静寂に凛として佇む女神の様です。
『紐差教会』は県内2位の規模を誇る白亜の礼拝堂を有し、なおかつ参拝者は正面の階段から直接2階の礼拝堂に入る言われてみれば大変珍しい構造となっています。堂内の見学は15時まで、到着は15時を回ってしまっていたのですが、運よく入堂でき神の思召しに感謝しました。
この日最後を締めくくったのは『平戸市切支丹資料館』です。根獅子(ねしこ)ヶ浜の脇に建つ資料館。かつて根獅子周辺では入信者の数も多く、それはつまり激烈な弾圧の度合いと殉教者の数にも正比例してしまいました。それでも屈せず多少異質に、土着信仰の様相も呈すようになった独自の信仰形態は執拗な監視を何とかすり抜け今日に至りました。その確固たる歴史を次世代につなぐ役割を担う資料館です。

★二日目(最終日)☆
『民宿はまゆう』で心尽くしの夕食と朝食を頂いた私たちは十分な休息もとり、平戸ザビエル記念聖堂でミサに与りました。
ミサの式次第に戸惑う生徒もいましたが、何事も良き経験となりますように。
最後の巡礼地は生月です。海の幸、山の幸に恵まれたこの一帯も、自然の恩恵を授かってきたという意味では、一転、自然の猛威や気まぐれによって受難を度々被らなければいけない土地でした。常なる平安と希望を失わず生き抜きたい、こうした自然環境も入信者を増やすことになった一因ではないでしょうか。そんな生月の豊かさと、生き抜く力をまざまざと見せつけられる展示品を多く所蔵しているのが『島の館』です。

『暖竹のヤブ』は海岸絶壁に鬱蒼と茂る竹藪に、追われて潜伏していたキリシタンの親子が、ちょっとした子どもの行動によって、海上から監視を続けていた役人に発見され無慈悲にも斬首された場所です。
『黒瀬の辻』は親から子への統治者交代によって禁教政策が苛烈さを増していた平戸・生月で熱心な指導を継続していたガスパル西とその妻子が大松の根元で斬首された場所です。邪宗門と揶揄、危険視、蔑視する負の力、余りにも巨大なうねりが、捨て置いてもひょっとすれば支障はなかったかも知れない無辜の民の命を根こそぎ奪い去る不条理は決して風化しません。ガスパル西とその家族ら殉教者の木製レリーフが祭壇の両側を囲む山田教会の堂内は、夥しい数の蝶の羽で装飾され、参拝者を惹きつけます。
『蝶』が暗示するのは『変貌・変身。あらゆる浮き沈みを経た後の成長。より高度な表現形式への生まれ変わり。新しい自己発見のチャンス。エネルギーの変化。大きな転換。人魂。死霊。祖霊の化身』等々数知れませんが、キリシタンの辿った歴史を知れば知るほど、山田教会で私たちを出迎えてくれた蝶は物悲しくも優しく何事かを囁き訴えかけてくるのです。

本校で勤務を始めた年から、上五島、下五島、外海雲仙、そして本年度の平戸生月を巡った旅は4年目を迎えました。年々、巡礼旅行への参加を希望する生徒は減っていますが、それでも信徒はもちろん、それ以外の生徒も参加する巡礼に、県外出身の信徒として、また職員として携われる幸せを感じます。来年度も場所は未定ですが8月9日に巡礼を予定しております。在校生の皆さん、もうすぐ出会える新入生の皆さん、信徒発見150年の節目を迎える2015年に、聖和ならではの旅に触れてみませんか。お待ちしています(○>V<○)
【文責 高校宗教部顧問】

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天候に恵まれたゴールデンウィーク初日、本校会議室では3日間の学習会がスタートしました。
国公立大学現役合格を目指す生徒たちが学年の枠を越え肩を並べ、9時から15時20分まで各教科の学習に取り組みます。
冒頭、校内だけでなく市内でも県内だけでもなく、今この瞬間も全国のライバルが鎬を削る受験の厳しさを伝える卜部校長先生の言葉に
生徒の表情は引き締まっていました。
明日、明後日は雨模様ですが、天候に左右されることなく、この3日間は先ず確固たる学習習慣を身につけ、
先を見据えた向学心の涵養に繋げてくれることを職員一同期待しております。

2015/05/03
お知らせ
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Dクラス合同学習会は現在2日目に入っております。 生徒たちは自学自習に励みつつ、各教科担当の職員へ積極的に質問を持ち込み、各所で熱の入った指導が行われています。 高校1年生は特に、臆することなく質問に訪れる姿勢をこの早い時期に身に付けてもらえれば、と願います。

 5月8日金曜日 1年に1度の全校生徒による避難訓練を実施しました。

 非常ベルが鳴り全校生徒が放送に従い一斉にグラウンドの建物と反対側に集合

 放送を聞いて全員整列するまでに4分とかからず集合態度も誰一人しゃべらず立派なものでした。

 集合完了後、教頭先生からの講評を伺いDSC06098

 3階からの非難袋を使った演示体験DSC06100

 防災にかかわるお話DSC06104

 DSC06103 最後は消火器を使った消火訓練と充実した内容で行われました。

 

 

タイ政府関連機関が主催するセミナーに参加している方々41名が5月15日(金)に聖和を訪問されました。当日は、タイに1年間留学をしていた本校2年生英語科の栗木みどりさんが通訳を務め、訪問団からのいろいろな質問にも、学校側の回答を流暢なタイ語で返答し、和やかな中にも意義深い交流会がもてました。  タイの方からの感想は、 「聖和女子学院での視察について、ひじょうに勉強になった。長崎にタイの留学生を受け入れていただいている点についても、感動しました。また、タイのことを知っている日本の学生がいたことも、タイと日本の教育の違いを実体験談を聞くことができて、とても勉強になった、とても満足しています。 日本のことを見て、タイの教育や仕事のやり方などを修正し、今後も日本とつながっていきたい。今後のタイという国を良くしようという熱い話も出てきました。 この度は、聖和女子学院のおかげで日本とタイの一つの架け橋になることができ、本当にありがとうございます。」とのことでした。 タイからの訪問団1 このことを長崎新聞でも記事として取り上げて頂きましたので、下に編集したものを掲載いたします。 タイ新聞

2015/05/25
お知らせ

先週の土曜日および日曜日を利用し、坂本敏幸先生を講師にお迎えして高校3年生対象の小論文セミナーを実施しました。 ざっくばらんなお話も交えて、生徒はリラックスしながら小論文に取りかかる上での作法に関して実践を通し学びました。 ガイダンスの後は早速テーマ型の小論文に挑み、『ボランティア活動を継続させるための方策』というテーマが設定されました。 40人を越える参加生徒たちは先ず6~8人に分かれ、自身のボランティア経験談や続けている理由、続けられなかった理由などをお互いに出し合い、論文作成のために書く材料を集めました。テーマの結論として自分なりの方策(提言)を論拠に沿って述べるのはさぞ難しかったことでしょう。 それぞれに添削を加えられた小論文を2日目に受け取った生徒たち。読み取る力と書く力、表現する力は習慣化してこそやっと身に付き始め、磨き続けないとすぐに錆び付いてしまいます。小論文に限らず、志望理由書や自己PR文、面接原稿を仕上げていく上で今回の経験を出発点してもらえればと思います。

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