お知らせ

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明日9月7日(土曜日)明後日9月8日は聖和女子学院学院祭

写真部は写真甲子園出場記念として

写真甲子園初戦応募作品20年分を展示します。

写真甲子園一番初めの作品は本校ハンドボール部の写真でした

写真甲子園のテーマは『青春』と『故郷』が交互に与えられ

『青春』の時は高総体を中心に『故郷』の時は戸ノ尾市場を中心に撮影し応募していました。

卒業生の方々、高校時代の青春の1ページが写真となって展示してあるかも知れませんよ。

ぜひ、2階の写真部展示室に足をお運びください。

また、先週

BS朝日で放映された「Hello!フォト★ラバーズ」”特別編”写真甲子園

 も放映します。

聖和写真部の北海道での活躍を見逃した方も、明日あさっての学院祭でまってます。

本日と明日、聖和の文化祭(学院祭)は、明日(9/8)までです。
本日、雨で足下の悪い中を、多くの皆様にご来校いただきまして、本当にありがとうございました。
生徒たちは、本当に楽しんでいましたし、満喫していました。
明日もまたお友達やご近所ざんをお誘い合わせの上、たくさんの方々が来て下さることを心から待ち望んで降ります。


9月7日(土)・8日(日)の両日に渡って実施いたしました、今年度の聖和女子学院の「学院祭」。土曜日は生憎の雨で、日曜日はどうなるかと心配しておりましたが、お陰様で天気にも恵まれました。
保護者の方々をはじめ実に多くのお客様にご来場いただき、生徒たちは大満足で終えることができました。生徒も職員もバタバタと動き回る中で、お客様の対応が十分にできずに失礼なことがあったかもしれません。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

重い机を2階から4階まで一人で運んでいた、小さな中学生のたくましさ。早朝からカレー作りの仕込みに入られていたお母様方。熱々のホットドッグやフランクフルトを振る舞う一方で、アイスクリームの販売に必死になって動き回られていた同窓会(聖苑会)の卒業生の方々。女性のパワーとエネルギッシュな行動力が育まれ、その精神が現役生たちに脈々と受け継がれている姿を随所に拝見されました。その嬉々として活動される姿がとても頼もしく、周囲の多くの人たちが元気づけられました。
高校1年生と2年生のある生徒が、「先生、私、ほんっとに聖和に来て良かったと思います。女子校ということで偏見を持っていたり、不安がっていたけど、全くの逆だった。聖和サイコー!!!」と、全く別の場所で、全く同じことを言って話しかけてくれました。こういった言葉は、私たち職員にとって本当にエネル源となる最高のプレゼントです。
これに甘んじることなく、また明日からの学校教育活動に心血を注いでまいりたいと思います。
学院祭にご来場くださったお客様をはじめ、この学院祭に多くの力を貸していただいた皆様方に、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。          (職員一同)

平成25年9月15日 12時30分より、長崎市内のルークプラザホテルにて、高校3年英語科担任の松隈先生の結婚披露パーティーが行われました。
会場に駆け付けたかった教え子の生徒たちからは、自分たちで作った映像がお祝いのメッセージとして届けられ、幸せなお二人はその大画面の前に座ってとても感激して、見入っておられました。
最後に出席者に対して述べられた新郎・新婦からのメッセージもとても感動的でした。

ご本人の了解を得て、下に写真を掲載いたしました。

お二人で幸せなご家庭を築かれますように、聖和関係者一同、心よりお祈り申し上げます♡♡♡。

平成25年9月26日(木)

オーストラリアの善きサマリア人修道会が母体の学校(姉妹校)10校より16名の先生方が来校されました。一時間目に講堂にて全校生徒でウエルカムセレモニーを開き、学校長挨拶、高校生徒会長の歓迎のスピーチ、オーストラリアの先生方の自己紹介、高校コーラス部による歌の披露など行いました。 プレゼント交換では、オーストラリアの先生方よりアボリジニ(オーストラリア原住民)のペインティングをいただき、本校からはオリジナルバッジをお渡ししました。 午後は、日本文化の書道と茶道を体験していただきました。
また、6校時目は授業見学をされ、生徒たちだけでなく、先生方にとってもいい交流の機会となりました。
これからも、相互に交流を行い、絆を深めていきたいと思います。
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本日来校された方々のお名前と、それぞれの学校名
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Name                               School Name

☆Nicola Murray                     Mt. St .Benedict  College
☆Jenny Malouf                      St. Scholastica’s  College
☆Elizabeth Rastegorac           Mt. St. Benedict  College
☆Marguerite Pulham                  St. Patick’s  Campbelltown
☆Denise Templeman                 St. Mary Star of the Sea College Wollongong
☆Jenny Molloy                      Stella Maris College Manly
☆Marlo Vanderzalm                   Mater Christi College Melbourne
☆Helen Fahey                       Mater  Dei Special  School  Camden NSW.
☆Deborah   Barker                    Santa Maria College Melbourne
☆Monica Dutton                        Good Samaritan  Education

☆Sr. Ann-Maree Nicholls            Good Samaritan  Education
☆Neil Quinn                          St. Mary Star of the Sea College Wollongong NSW.
☆Sr. Meg Kahler                        Good Samaritan  Education
☆Gerry Dalton                           Good Samaritan  Education
☆Kim Cohen                              Lourdes  Hill College Brisbane
☆Iain Hoy                                 Rosebank College  Sydney

平成25年10月9日(水)~10月11日(金)の3日間。
高校1年生は、烏帽子にある「青少年の天地」において、進路学習のための合宿活動を行いました。
1日目は、生憎の雨のため、予定していた間伐体験ができなかったので、林業課の方の講演を聞き、日頃関わりの少ない林業についてのお話をしていただいたり、実際に丸太を切る体験をさせていただきました。
午後は、自分たちの興味関心がある職業について調べたことを発表しました。

2日目は、午前中は飯盒炊爨でカレーを作りました。
午後からは、卒業生で実社会で活躍されている方のお話を聞いたり、各種大学や短期大学あるいは専門学校から先生方を多数お招きし、進路ガイダンスを行いました。
また、夕食後は、3名の卒業生に来ていただき講演をしていただきました。

3日目は、松浦市の火力発電所見学も行い、現在注目されているエネルギー問題への関心を高める機会といたしました。 合宿を終えた生徒たちは、自分自身の進路決定に向けて、気持ちを新たにし進路に対する意識がさらに強まりました。

10月12日(土)、佐世保北高等学校にて、第22回長崎県高等学校英語弁論大会が行われました。本校からは、3年Eクラスの松本由佳理さんと1年Eクラスの高銀彬さんが出場しました。

松本さんは留学体験を通して、日本の豊かさをテーマにした、
”Is Japan a rich country?”、

高さんは自身の生い立ちから、世界がどのように調和して生きるのかをテーマにした
”Living in harmony“というタイトルで発表しました。

これまでの努力が見事に実り、
高さんが3位、松本さんが2位に輝き、松本さんは来月に大分で行われる
九州大会への出場を決めました。これから2人のますますの活躍が期待できそうです。

2013/10/16
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10月11日、長崎南山学園(神言会)より濱口神父様をお迎えして、
高校3年生は講堂および体育館で錬成会を行いました。
就職試験や推薦・AO入試が始まったこの時期に合わせ、ミサにも与りながら、
改めて将来に向けての指針を固め、これまで自分を支えてくれた存在や環境を振り返る
有意義な時間を、生徒のみならず職員も堪能することができました。
神父様による講話は、時折会場から笑みがこぼれるなど、和やかな雰囲気の中にも仕事の厳しさ、
ひいては人生の厳しさにも言及された内容でした。
御自身の幼少期から現在に至る経験談を率直に語りかけておられた神父様の話に
生徒は終始ひきつけられていました。

・気力の源になる体力を鍛錬する大切さ
・真剣に取り組んだ実践は、たとえそれが直接的でなくとも副次的な実りをもたらす
・大人は人の幸せのために生きる、子どもは自分のために生きる立場の違い
・変えられないものを受け入れることのできる落ち着きを、
 変えられるものを変えることのできる勇気を、この2つの心を磨く力を。
・手抜きをしたら失うもの
・精一杯生きる自分の姿によって勇気づけられたり幸せを感じる人間がいる

秋田やドイツでも司祭として精力的な活動をされてこられ、南山の生徒のみならず、
司祭を目指す10人以上の神学生を御自身の子どものように大切にされ、
信者であるかそうでないかに関わらず、地域では様々な年齢層の方々とも交流を続けておられる
豊かな人生から滲み出る、上記に列挙した神父様のメッセージ…

講話後、生徒は4~5名ごとにグループディスカッションを行い、
ポスター作成を経て班発表に臨みました。
以下は生徒たち自身による他班の発表に対する感想のほんの一部です。

・太陽を家族に例えたり、水を友達や先生にたとえるなど、発想がすばらしいなと思いました。
・今、おかれている状況や周りからの感謝すべきこと、支えてくれていることを表し、
 胸を打たれました。
・「咲く」というテーマがしっかりしていて、昔の自分、今の自分、未来の自分が少しずつ花を成長さ
 せていく、という絵と意味が良いと思いました。
・話の内容を良くまとめ、具体的に多方面へ活かす方法をかんがえているように受け止められる。
・自分が神父様の話をきいて思ったこと、考えていなかったけれどすごく納得するようなことを
 絵で表していると思う。班の思いも伝わってきた。
・絵がとても上手だった。みんなの努力などがやがて幸せにつながるといった様子が
 よく表されていた。

18班の作品全てに、生徒たちが講話をしっかりと理解した上で、
自分たちの決意や目標、周りへの感謝を重ね合わせた高校生らしい創意工夫が見られ、
それぞれの生徒が他班の発表にも刺激を受けていたようでした。

神父様、本当にありがとうございました。神に感謝。

追記 
今回、参加者に配布されたしおりの可愛らしい表紙イラストを担当してくれたのは、
3Bの羽生さんでした。ありがとうございます。

 巡礼旅行二日目(8月10日)の報告です。
私たち巡礼団は、二日目は長崎市内を中心に各所を巡礼していきました。昨日は長崎の原爆投下の記念日で、たくさんの方々が礼拝に来ておられました。今日は少し昨日より静かな教会で、心静かに(とっても暑かったですが・・・)先人の信仰の跡をたどっていきました。

 まずは宿泊した「カトリックセンター」のすぐそばにある、「浦上天主堂(教会)」へと登ります。
豊臣秀吉の時代から始まる、殉教・弾圧の歴史に耐えてきたキリシタンたちが、1914(大正3)年に20年の歳月をかけて築き上げた教会です。残念ながら、アメリカの原子爆弾により倒壊し、8,500人の信徒が爆死したといわれています。
 この日は教会の方が便宜をはかってくださり、レプリカでない被ばくしたマリア様の頭部を拝見させていただきました。同じキリスト教徒が戦争で傷つけあうことほど、悲しいことはありません。しかし、それだけでなく、浦上の信徒の皆さんは、このような惨劇にあってもまた立ち上がり、信仰を伝え続けていることに改めて尊敬の念を抱きました。

 西坂の二十六聖人殉教の地へと足を運びました。長崎のNHKの裏手にある所で、どんな苦しみにも耐えてきた二十六人の方々の旅が、終わりを迎えた地です。彼らの信仰の強さを感じながら、次に「大浦天主堂」に向かいました。まずは信徒発見のレリーフに向かいます。当時「フランス寺」と呼ばれたこの教会に、死の危険を顧みず出向いたのはほとんど女性だったとのこと・・・。
 しかし、二百数十年の間キリシタン弾圧に耐え、信仰を伝え続けてきた信徒の方々の強さを感じずにはいられません。まさしく「世界宗教史の奇跡」です。

 

 

 大浦天主堂を後にした私たちは、その後昼食をとり、聖コルベ記念館のある本河内教会に向かいました。
コンベンツァル聖フランシスコ会の司祭、マキミリアノ・マリア・コルベ神父さまがこの長崎の地でどのような宣教をし、そして、アウシュビッツ強制収容所で見ず知らずの人の身代りになった亡くなったその姿を、資料や展示物から学びました。説明してくださった平孝之神父様、ありがとうございました。


 
 予定にはありませんでしたが、最後に私たちは長崎の原爆資料館を見学することにしました。二度も被ばくした日本ですが、東日本大震災で私たちは自らの手で、自分たちを放射能にさらすことをしてしまったように思います。当時の被ばくした人々と、故郷に帰ることができない福島の人々の思いをもう一度共有するために、私たちはここでまた原爆に関して学習することとしました。
 二日目の日程は、炎天下の中、強行軍でしたがたくさんの収穫を得ることができました。明日の巡礼に備え、私たちは一路雲仙へと向かいました。

(三日目に続く)

 去る8月9日の登校日に合わせ、本年度で3回目となる「長崎県輝く私学支援事業指定長崎教会群巡礼旅行」を実施しました。
2泊3日で外海⇒長崎市内⇒雲仙各所に残された教会群およびその関連施設を本校中・高校生6名の生徒が訪ねました。
ここでは先ず初日の様子をお伝え致します。

外海歴史民俗資料館と、隣接されているド・ロ神父記念館では、
古代から現代に至る外海の暮らしを豊富な展示資料を通じて学びました。
外海は断崖が続き、良好な港の確保が難しいため漁業の発展が望めず、
強烈な潮風に晒される上、平地も少なく農地としても恵まれていなかったという歴史的な背景があります。
そうした地理的な条件もあってか、江戸初期に出された禁教令以降、
絵踏に代表されるような徹底的な信仰調査や弾圧・迫害の度合いは他地域と比べれば緩やかでものでした。
潜伏キリシタンの拠り所でもあった外海にもやがて弾圧の手がのびると、
安住の地を求め五島への移住に踏み切る住人も現れました。
キリスト教信仰を解禁される明治を迎えるまで彼らがどのような信仰生活上の困苦と向き合ってきたのか。
また、外海へ赴任したド・ロ神父様が文字通り生涯を賭け、
信仰復活のみならず、如何に草の根レベル(特に女性の就労・自立支援という観点)からの
殖産興業に尽力奔走されたのかを具に知るきっかけになりました。

開館時刻を若干過ぎてはいたのですが、丘陵に建つ出津教会堂にも足を伸ばすことができ、
巡礼を無事進められるようお祈りを捧げることができました。
最後に訪れたのは、遠藤周作文学館です。
夏季の開館時刻が特別に延長されていたお陰で、外海ならではの眺望も館内から堪能しながら、
遠藤氏の精力的な執筆活動の足跡を辿ることができました。
入館前に生徒たちには代表作『沈黙』のあらすじを紹介しましたが、
顧問としては彼女たちが在学中に遠藤氏の作品の一端にでも触れて
(『女の一生』・『沈黙』・『海と毒薬』等は映画化もされています)、再びこの文学館を訪れた際に、
氏と長崎を結びつけた縁や執筆動機、信仰の誕生と発展、挫折と受難、信徒発見に代表される驚愕と歓喜、
継承と深化、それら全てを内包した豊潤で神奥なナガサキを見つめ直すきっかけになればと切に願います。 
                                                     【文責 宗教部顧問】