ICT教育

ICT教育



現在、第四次産業革命中であるといわれるほどテクノロジーの進化により社会が大きく変化しています。
人の力でなくともテクノロジーによって完結することが増加します。これにより生徒たちには、テクノロジースキルが求められると同時に、人間にしかできないことが求められると考えられます。
このことから、本校では生徒たちがより多くのことを成し遂げ、他人のためになる活躍をするために必要なスキルが身につけられることを目指し、生徒1人1台パソコンも利活用しながら日々の教育活動に取り組んでいます。

社会の変化を受け、聖和女子学院らしい
デジタルトランスフォーメーションを


生徒たちがこのような社会で将来活躍するためには、多くの生徒たちが従来習得できていたことだけでなく、協働、コミュニケーション、問題解決、自己管理などの将来の社会を視野に入れたスキルも必要となります。この状況を受け、本校らしいデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいます。

ICTに対して無機質な印象を持ち、ICTを使用することで行動に人間味がなくなるように感じられる方も少なくありません。しかし、ICTを駆使しているが有機質な印象の方も多くいらっしゃいます。すなわち、ICTに限らず道具を使用する印象を左右するのは使用者です。
本校の人間教育を生かし、これから多様化するTPOに応じ、相手を思いやりICTを利活用できることを現在目指しています。

 


Microsoft Showcase School に認定


Microsoft Showcase School 2024-2025 に本校が認定されました。Microsoft Showcase School とは、学校を変革する Microsoft 社 公式のプログラムであり、世界中の先駆的な学校が参加するグローバルコミュニティです。このプログラムは Microsoft 社と協力して教育改革を深め、拡大する機会とすることを目的の一つとしています。
本校は今後の社会を見据え、ICT教育や21世紀型学習の実現などに日々組織的に取り組んでいます。Mirosoft Showcase School の認定はこの取り組みが認められ、かつ今後の発展が期待されている結果であると考えています。これからも生徒たちが社会で活躍できるよう一つずつ目標に向けて取り組んでまいります。


マイクロソフト認定教育イノベーター 2名在籍
マイクロソフト認定教育者 1名在籍


マイクロソフト認定教育イノベーター(Microsoft Innovative Educator Expert)とは、教育現場におけるテクノロジー活用を先導する教育者が集まり、Microsoft 社とともに新しい教育を作り出すコミュニティであり、Microsoft 社公式のプログラムです。
このプログラムに本校教諭の2名が認定されています。これにより本校のICT教育のさらなる加速を図っています。
さらに、21世紀型学習のためのテクノロジーリテラシーを保有する者として Microsoft 社から「Microsoft Certified Educator」の認定を受けた教諭が本校に1名在籍しており、この知識も活かして教育活動の改善に日々取り組んでいます。

 

本校のICTを利活用した取り組みの例を 教育現場の方向け に一部ではございますが概要を次のリンクに掲載しております。よろしければご覧ください。
リンク:聖和女子学院 ICT利活用

ワークショップ「ICT機器に触れて社会を知ろう!」の第1弾として、先端機器である Microsoft HoloLens 2 の体験を行いました。

Microsoft HoloLens 2 は、Microsoft 社のメガネのように身につけるPCで、拡張現実 (Mixed Reality)を実現する機械です。

この Microsoft 社の先端技術である拡張現実 (Mixed Reality) を興味がある生徒と先生で体験しました。

参考ページ:製品紹介ページ製品紹介動画

 

周囲から見ると何も見えず「何をしてるんだろう…」という感じですが、装着してみるとみんな大興奮!!

装着すると現実世界にバーチャル(非現実)の物が確かにそこにあって、それに触れたり、操作したりできる近未来な体験をしました。

実際に今どんな場所にどのように導入されているのかも知って、この有用性にも納得!

先端技術に触れて社会がどの方向に向かっているのか(向かう可能性があるのか)勉強になりました。

 

7月28日(金)のオープンスクールでも「聖和生PC体験」コーナーの横で Microsoft HoloLens 2 の体験を実施する予定ですので、ぜひ来て先端技術に触れてみてください!

オープンスクール:申込みページ

 

生徒たちにより深く知識を理解してもらうための工夫を実践し、その成果として研究授業を行いました。

今回は4クラスで研究授業を実施しました。

この研究授業を通して教員間で、工夫した仕組みや実践における難点とその対策などを共有しました。

引き続き教育活動改善のための取り組みを促進していきます。