今日のつぶやき
みんなでホッとひと息
こんにちは。
2014年度の卒業生です。
2015年4月に大学へ入学し、6年が経ちました。
そして2020年度3月、6年間通った薬学部を卒業しました。
高校に入学したての頃、私の夢は
飛行機が大好きだったこともあり、CAになることでした。
高校3年生の夏頃だったでしょうか。
両親と進路について話をした際、意見が合わず、「ストレートで薬剤師国家試験まで大丈夫だったら、その後は自由。CAになってもいいよ。」という両親の言葉により、薬学部へ進むことを決めました。
薬学部を目指すことが決まった時、正直わたしは勉強ができる方ではなかったので、薬学部へ行けるとは思っていませんでした。
しかし、聖和の先生方、両親、友人など周囲の方々のご協力のおかげで薬学部へ進むことができました。
大学入学後も、「留年しそう!もう無理!いや!辞めたい!」と泣きながら勉強した日も少なくはありません。
卒業式も終わり、4月に入り数日経ちましたが、正直今でも無事に6年で卒業できたのが夢なのではないかと思うことが多々あります。
でも、毎朝目が覚めるたびに
「あ〜、これは夢じゃないんだ。現実なんだ。」と、なんと表現したらよいのか、よくわからない感情になります。
最後の1年は、国家試験があるので、
特に勉強勉強の1年で落ち込んだり、悩んだりしたことも少なくありません。
国家試験前の1〜2ヶ月は、なかなか寝付けず、寝たとしても夢の中でも勉強中の夢や国家試験の日の夢ばかりだったので、寝た気がせず、本当に辛かったです。
それに、聖和の同級生の中には
航空関係の職に就いた人も少なくなく、羨ましくてたまらなくなったり、他のみんなも、もうとっくに社会人として活躍している人が多いので、なんだか自分だけ置いていかれているような気がして、焦ることもありました。
今考えると、必要のない焦りだったのでしょうけどね。
6年間の大学生活を経て、今こうしていられるのは本当に両親、友人をはじめとした、周囲の方々のおかげだなと、今、改めて思います。
5年生の途中くらいまでは、
「もうここまでストレートで来たんだから、国家試験までストレートで合格して、CAになってやる!!!」と思っていましたが、5年生のとき、実際に現場へ出て、病院や薬局で実務実習をさせていただいている際に「この先生のような薬剤師になりたい!」と思うことができる、目標となる先生と出会うことができ、そのまま薬剤師になろうと決断することができました。
その先生に近づくためにも、これからも勉強勉強の日々ですが、ひとりひとりの患者様に寄り添い、頼っていただけるよう、日々精進して参りたいと思います。
その中で、周りで支えてくださった方々に少しずつ恩返しをしていくことができたらいいなと思います。
なかなか、まとまりのない文で申し訳ないです。
長文、失礼いたしました。
tottokoさんへ
薬剤師としての道を歩み始めたとのこと、よく頑張りましたねと心から祝福いたします。
憧れのCAへの道を諦めなければならなかったことには、言葉では表現できないほど
複雑な心境であったことと存じます。CAにはCAさんにしか、そして薬剤師さんには薬剤師さん
にしか果たせない役割があります。
世界中を取り巻く今日のコロナ禍は、CAさんの活動の場を大きく制約しています。CAとして
活躍している卒業生から、その苦しい胸の内を直接話を聴かせてもらうこともありました。
一方、看護師や医療関係に携わる卒業生からも、医療現場の大変さも耳にしました。
非日常的な毎日が、日常化している今日、それぞれが置かれた場所で、自分の使命を担って
生きていくことが、お互いに求められています。
tottokoさんの、今後ますますのご活躍を、心からお祈りいたします。そして、くれぐれも健康には
留意してくださいね。
機会があれば、学校を訪ねてきて、後輩たちにもいろんなお話を聞かせていただけることを願います。